日本語学部は、1902年にすでに三江師範学堂の開設学科の一つに数えられていた。現在の日本語学部は1994年より再建され、同年9月から3年制の商務日本語専攻の専科学生を受け入れ、1999年9月より4年制学部生、2003年9月日本語言語文学修士課程の院生を受け入れた。日本語学部は基本知識を着実に修得し、教育経験が豊富で、研究能力が優れた教師陣を擁している。現在専任教師13人、そのうち準教授7人、修士課程指導教官6人いて、すべて日本滞在の経歴が2年以上もある。この五年間の間、国家社科プロジェクト2項目、省部プロジェクト2項目を担っており、日本のトップ学術刊行物と国内のCSSCIで20篇余りの高水準論文を発表した。3名の先生が国家級と省級青年教師授業コンテストで優勝を取った。日本語学部では長年3名の日本人教師を雇用し、毎年本科生30名程度、修士課程生5名を入れる。
日本語学部は積極的に国際化人材の育成に力をいれ、教学の國際化も年々高まり、今日本の広島大学、愛知大学、愛知工業大学と3.5+0.5または3+1の人材育成合作をしている。さらに、日本の東北大学、北海道大学などの有名大学と交換留学プロジェクトを持っていて、本科生の80%、院生の100%の日本留学率が実現できた。また、定期的に国内外の有名教授や専門学者を招致し、日本語学部の学生に集中講義や専門講座を開設している。毎年、短期中国文化体験クラスを設け、日本人学生を招いてうちの学生と交流の場をはかっている。このように、国際化人材育成の効果も高く、学生は国家級及び省級のスピーチコンテストで一等賞、省級翻訳コンテストで特等賞を取った。さらに、何名もの学生は日本語能力試験N1で満点を取った。
日本語学部の卒業生もしっかりした日本語能力と良い素質をもっているため、就職先での評判も高い。近年、就職率は100%に達し、主な就職先は:上海税関、中国銀行、徳勤会計事務所(Deloitte)、普華永道会計事務所(Pricewaterhouse Coopers)、中遠船務、建設銀行などがある。