外国語院は積極的に国際交流及び共同教育プログラムを進めています。アメリカ、イギリス、オーストラリア、日本、韓国、台湾、香港などの国・地域の多くの大学や教育機関と学術協力を締結し、毎年、学生の交換留学と教師の交換プログラムを通して、授業、研修、学術研究、短期訪問、海外実習などを実施しています。2011年より、オーストラリアのモナシュ大学と協力し、応用言語学修士学位と翻訳修士学位のダブルメイジャーの共同育成プロジェクトを展開しています。人材重視の観点から、石毓智氏等の国内外の著名な学者を客員・兼任教授として迎えています。そして、海外から有名な教授をお招きし、集中講義や講演をしていただいています。2009年11月30日に、国際日本文化研究センターの鈴木貞美教授が本学に訪問し、外国語学院で「日本の人文学—ヨーロッパとの違い—」を題とした講演会を開きました。2009年12月25日に、立命館大学文学部学部長の木村一信教授により「多彩な金閣寺」というテーマの講演会が、外国語学院で開催されました。2010年3月2日に、東北大学の鈴木岩弓教授が、本学の日本語学科の教員と学生に向けて、「日本人の生死観」と「日本人の宗教信仰」というテーマの講演会をそれぞれ開催しました。2010年3月8日に、日本語学科からの招聘に応じ、日本語音声学の専門家・神戸大学国際交流センターの朱春躍教授が、外国語学院で「日本語発音の難点とその解決法」について、講演会を開催しました。2010年8月3日に、広島大学の盧涛先生が外国語学院で「友達論」について講演会を開きました。2012年3月19日に、東北大学の佐藤勢紀子教授が「『源氏物語』の男女用語の比較分析」を題とした講演会を開催しました。2012年11月26日に、日本語教育専門家の笈川幸司先生が日本語学科の学生たちに向けて、日本語の学習法について特別講演会を開催しました。2013年8月28日〜9月4日、名古屋大学の桜井龍彦教授が「中日民俗比較論」について集中講義を行いました。2014年8月25日〜29日、広島大学の盧涛教授が外国語学院で「異文化コミュニケーション」について集中講義を行いました。2014年9月1日〜5日、愛知工業大学の小橋勉教授が「日本経済」をテーマにして、集中講義を行いました。2015年10月27日から11月6日までの2週間に渡り、東北大学の鈴木岩弓教授が「生老病死の宗教文化」をテーマに、集中講義を行いました。2015年12月29日に、大阪大学言語文化研究科の古川裕教授が外国語学院で「『流』をめぐる中日言語の比較」をテーマとした講演会を開催しました。2016年3月1日に、北海道大学教育学部の亀野淳教授により、「社会に必要な人材と大学教育」というテーマの講演会が、外国語学院で開かれました。2016年8月22日から1週間に渡り、東京大学の菅豊先生が日本語学科の学生に「中日民俗文化の比較」をテーマとした集中講義を行いました。2016年9月4日〜9日、愛知工業大学の小林富雄教授が「日本語と日本文化」をテーマにして、集中講義を行いました。2016年9月19日〜22日、大阪府立大学の張麟声教授が日本語学科の学生たちに「言語学概論」について、集中講義を行いました。また、教員育成や教材研究開発等の面で、国内外の諸機関と長年良好な協力関係を持っています。更に、江蘇省教育庁、中山陵孫文記念館及び訳林出版社などをはじめとする翻訳会社と提携し、学生に教育実習基地を提供しています。