宗旨
言語から文化が生まれたのかそれとも文化から言語が生れたのか、これは答えのない問題です。ただし、言語と文化は深い関わりがあるのは否定できません。本研究所は、言語・文化に優れた人材育成を宗旨とし、日本の言語、文化、社会、民俗等にわたる幅広い分野について研究を行っています。
役割
日本言語文化研究所は東南大学で唯一日本を研究対象としている学術研究機関です。本学の日本語専攻の教員を中心に日本に関する各種問題を研究し、また日本との交流や国内の日本・日本語研究機関との協力を通して研究活動を進めています。東南大学は全国日本語教育研究会常務理事及び江蘇省日本語教育理事会副理事長の職を担っている大学として、対日本研究、日本との交流の場を提供しています。
メンバー
日本言語文化研究所は主に東南大学外国語学院日本語科の教員で構成されています。そのうち、4名は修士課程大学院生指導教員です。本研究所の所長は陶友公副教授が担当しています。
学術研究
Ⅰ.研究分野
日本言語文化研究所では、日本語の歴史と現状、日本文化の起源と発展、日本の風俗習慣及び日本社会を主な研究分野としています。
Ⅱ.研究成果
日本言語文化研究所は2005年創立して以来、国内外の学術雑誌に50本以上の学術論文を発表しています。また、本研究所は江蘇省のプロジェクトを多数獲得・完成しており、多くの国際会議でその成果を発表しています。