大学院生の座談会、日本語専攻主催

文章来源:外国語学院发布时间:2019-01-21浏览次数:152

2019年1月2日午後、外国語学部日本語専攻において、大学院生の座談会を開催しました。座談会は、日本語専攻の専攻長である陸薇薇副教授によって主催され、参加者は大学院1年生と一部の担当教員でした。今回の座談会の趣旨は、大学院1年生の学習、生活の状況及び授業の質、教学の効果を深く把握することで、新入生が早めに学術研究に取り込むことを促すという効果を収めようとするためです。

座談会では、各学生はカリキュラムの設置、教学の方法、教学の質について自分の考えと意見を述べました。

カリキュラムの設置については、学生は言語関連の科目を減す代わりに、日本語の聴解・会話能力を引き上げるような、日本人教員による担当される授業を毎学期に設置してほしいという要望を伝えたとともに、自由選択履修の授業があればよかったという指摘もしました。日本語専攻の教員は、これらの要望に対して、教学大綱を修訂する際に言語関連科目の占める比率を調整し、より学生の個性に合わせる学習案を作り上げていくと、積極的な対応の姿勢を示しました。

教学の効果については、学生は修士段階での発表、ゼミのような授業の形式にまだ完全に慣れていなく、授業中に教員と学生の間の交流がまだ足りない、という意見を述べました。それに対して、日本語専攻の教員は、今後教学の方法を適切に調整し、活発な授業の雰囲気を作ることに努めたいと応えた同時に、学生もより積極的に授業に参与し、自信を持って質問したり、意欲的に討論したりしてほしいという学生に対する期待も語りました。特に、授業の発表は一つか二つの問題点だけに絞り込んでより深く掘り下げて研究すべきだと、学生にアドバイスを与えました。また、研究する際にただ現象を解釈するというよりも、自分の考えをきちんと持ち、実際に起きている身近の社会問題に目を向けながら、学んだ理論で背後の要因を解釈しようとする努力の重要性も強調しました。さらに、自分の研究方向にとらわれず、各方面の知識を広く吸収することで、文学、歴史、哲学といった人文社会科学関連の全ての学問を貫通し、自分なりの知識体系をすこしずつ築いていくべきだと学生にアドバイスをしました。

今回の座談会は和やかな雰囲気が溢れながら、顕著な効果を収めました。日本語専攻は今後、問題解決のために積極的に対応しながら、大学院生の授業の質と効果を向上させるための施策も取ります。


(文:钱蔚;訳:楊 曈)