2019年11月1日の午後、広島大学特任教授迫田久美子先生をお招きし、「学習者の文法・教師の文法」をテーマに講演が行われました。
迫田教授は、日本語教育分野の学者として、第二言語習得、誤用分析、日本語学習者コーパス構築等において多数の研究成果を収めました。本講演も迫田教授の長年の現場教育と研究成果によるもので、理論と実際を結び付けながら、日本語の習得プロセスや学習過程における認識の誤りなどについて分かりやすく説明しました。また、いかにして日本語を効率よく習得できるのか、特に日本語によるコミュニケーション能力や応用力をどうやってレベルアップするのか等について語り合いました。
講演の最後に、北京外国語大学日本学研究センター・費暁東先生もゲストとして加わり、学習者という立場から、日本語の習得方法や研究方法等について紹介し、講演会を盛り上げてくれました。